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小指も保護する先芯プロテクトウズ5

2013年10月20日

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運送業や物流業など台車を頻繁に使用する業種では、安全靴を履いていても台車が足の小指に当たったり、乗り上がったりして骨折する事故が少なくありませんでした。
台車から小指も保護できる安全靴を目標に、多くの研究を重ね誕生したのが、プロテクトウズ5安全靴です。


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従来の先芯では小指保護ができていませんでした。
この先芯の形状を基にして小指部を保護するために小指部を伸ばすと、小指部は保護できますが、つま先が曲がらない上に先芯が足の甲に干渉してしまいます。
その為、支障なく歩く・屈むという動作ができ、つま先も守るには従来からの形状が一番良い形とされていました。


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プロテクトウズ5最大の特長である小指側面を覆うように伸びた形状のウイング部。このウイング部が重い荷物の載った台車から小指を保護し、さらに屈曲性も妨げないまったく新しい先芯なのです。


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PROTECTOES5・PCFシリーズの小指保護能力の検証
※( )内はPFシリーズの数値
人が操作する4輪台車の上限といわれている車輪径:20(16)cm、総重量:500(300)kgの台車を歩きよりやや早い速度5~6km/hでPROTECTOES5安全靴の小指部に衝突させてみました。


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プロテクトウズ5のウイング部(小指保護部)は製品に装着した状態での地上高が約3~4cm。その小さなパーツだけでどうして台車を止める事ができるのでしょうか。
以下に台車の車輪が安全靴のウイング部に衝突した時に発生するエネルギーについて説明します。


(1)衝突により発生した運動エネルギーの一部は先芯に吸収され、大部分は車輪が上部に動こうとする回転エネルギーと衝突の反発エネルギーに変化します。
(2)この回転エネルギーは衝突点を支点として遠心力を生み、衝突点を支点とした上向きの力が生じます。
(3)その上向きの力と衝突による反発力の合成力が車輪の下方向に掛かる「重力」を上回らなければ、車輪はウイング部に乗り上げません。
このような衝突によるエネルギーの方向をウイング部によってコントロールする事で足の小指部を保護する事が出来るのです。

株式会社 日本線路技術 技術士 三浦 重 監修

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